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ご挨拶

『夢』の実現のために

 本学では、「明徳・格物致知の実践」を建学の精神としています。「明徳」、「格物致知」という言葉は、中国の五経の一つ「礼記」の「大学」に表れる句ですが、私はこれを「人は物事の道理や本質を深く理解して知識や学問を深めることにより、自らが持つ天から与えられた優れた徳性を明らかにすることができ、人は、この自らの徳性を悟ったとき、おのずと自ら及び他者に対して正しく公明な愛を向けることができるものと理解しています。
 さて、これから大学に入られる皆さんは、それぞれ将来に対するどんな夢を持っているのでしょうか。ビジョン『夢』を描くことは、21世紀の世界を担う若人にとって不可欠です。しかし、その夢が何らの具体的行動に結びつかず、ただの構想に終わるのであれば、残念なことと言わざるを得ません。皆さんは、夢を実現するためにどのような計画を立てているのでしょうか。本学は皆さんの夢を実現するための学舎です。夢は単なる理想ではなく、自分に対する約束であり、皆さんは約束を果たす責任を担っているのです。国際社会に生きる一人として、平和・平等・共生の精神を持ち、本学で知識や学問を深め、自身の優れた特性に気づき、専門性を高めることで、国家、社会及び国際社会へ貢献できる人に成長されることを期待しています。
 
学校法人京都育英館 理事長 松尾 英孝

“変化の時代の人間教育”

 苫小牧駒澤大学は、1998年に4年制大学として新設されました。この20年間、大学教育を取り巻く環境は大きく変わりましたが、その変化は今後一層激しいものになると言われています。少子化、留学生の増加、学習ニーズの変化に加えて、グローバル化の進展、社会のIT・AI化に伴う人材ニーズの変化などです。これから社会に出る学生たちは、保護者や教職員が経験したことのない変化の時代を生きていく人たちです。もはや「変化」は彼らにとっての前提条件です。
 一般的に変化を前にした私たちのマインドセット(態度)は、およそ二つに分かれます。一つは、変化を避ける、やり過ごす、変化を抑える、変化の芽を摘むなどどちらかと言えば否定的にとらえることです。もう一つは、変化に対する準備をする、変化に適応する、変化を活用するなど肯定的に受け止めることです。両者には大きな違いが生じます。
 変化の時代は、その準備のできている人間にとってはチャンスや可能性の多い時代です。大学教育は、学生が変化に対するレディネスを築くことにもっと焦点を当てなければならないと考えます。本学は、学生が勉学や課外活動に打ち込みながら、変化に対応する力を伸ばす教育を追求して参ります。学生一人ひとりの得意なことや才能を伸ばし、その分野に秀でた人材となってもらうことを教育の目的とします。本学ならではのキャリア教育や職業教育を実践して参ります。社会に出た後は、変化に柔軟に対応できる職業人、変化を自分にプラスとして活用できる職業人、そしてやがては社会に好ましい変化を引き起こしてくれる職業人を養成して参ります。
 しかし、そうは言ってもすべてが変化すれば良いとか、やみくもに変化に適応すべきということではありません。学生には、変化の時代だからこそ不変の価値、継承すべき価値を学び、変化させてはいけないものを見極める力をつけてもらう必要があります。言い換えれば、変化の時代には大学で学ぶべき普遍的教養がより大切になっていると考えます。
 本学は、地域唯一の大学として、変化の時代が求める人材の教育に取り組んで参ります。若い世代だけでなく幅広い世代の方々にも意義のある学びの場としていただけるよう、教職員をあげて精一杯努力して参りたいと考えております。
 
苫小牧駒澤大学学長 有澤 恒夫
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