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ご挨拶

本学は新たに「北洋大学」として生まれ変わります。

 
 「北洋」は「北の海」という意味です。「北」はこの北海道の大地です。「海」は世界各地をつなぎます。皆さんは世界とつながる港を持つ、この苫小牧の地で勉学に励み、世界にはばたいてほしいと考えます。
 本学では建学の精神として、「明徳・格物致知の実践」を掲げています。「明徳」、「格物致知」はそれぞれ、中国の古典である『大学』の冒頭に現れる字句です。本学ではこれを、「人は、『格物致知』すなわち物事の道理や本質を深く追求し理解して知識や学問を深めることにより、『明徳』すなわち自らが持つ天から与えられた優れた徳性(社会で果たすべき役割)を明らかにすることができ、人は、この自らの徳性を悟ったとき、おのずと自ら及び他者に対して公明な愛を向けることができる」ものと解釈しています。
 「明徳・格物致知」が記されている『大学』の思想が究極的に目指しているのは、「世界平和」です。『大学』冒頭では、「明徳」を明らかにしようとする者は「修身(自分の行いを正し修める)」から始め、「斉家(家庭を整え治める)」、「治国(国を治める)」、「平天下(世界を平安にする)」の順に進んでいかなければならないと説いています。さらに、自分自身を正しく修めるには、その根本に「格物致知」が必要だと述べています。個人的な修練の大切さを説きますが、それだけでは十分ではありません。他者とのつながりを大切にして、だんだんその範囲を広げていき、最終的には人類全体の幸福まで考えなければならないと言っているのです。
 皆さんは、大学時代に自分を見つめ、自分を磨き、胆振地区・北海道のためになる人になってほしい。母国を愛し、その発展を図ってほしい。自らの文化的ルーツであるアジアと一体感を強め、アジア地域の共存共栄を考えてほしい。その上でさらに、皆さんが広く世界に目を向ける人間に成長することを願ってやみません。
 北洋大学の卒業生であることが誇れるようになってください。
 
学校法人京都育英館 理事長 松尾 英孝

変化の時代を生き抜く教育

 大学を取り巻く環境は大きく変化しています。今、直面している新型コロナウイルス禍は、私たちに変化への対応を一層加速せよと背中を押しているかのようです。
 本学は、2021年4月に大学名称を「北洋大学」に変更します。教育内容も、語学を柱に、教養と実学で構成するカリキュラムに見直しを行います。
 本学の進むべき方向は明らかです。学生の皆さん一人ひとりに、変化の時代を生き抜く力をつけてもらうための教育を追求することです。それぞれの得意なことや才能を見極めて、それを伸ばし、その分野で秀でた人材となってもらうことを目指す教育です。
 変化の時代は、その準備ができている人間にとってはチャンスや可能性の多い時代です。
 本学は、学生の皆さんが勉学や課外活動に打ち込みながら、変化に対応する力を蓄え、準備をする場となるはずです。大学で得意なことや長所を伸ばしたい、キャリアにおいて自分らしい強みを築きたいと思っている皆さんの入学を心から歓迎します。
学長 有澤 恒夫

苫小牧市唯一の四年制大学で変化に対応し得る人材へ

 令和3年(2021年)4月より新たに生まれ変わる北洋大学(現校名:苫小牧駒澤大学)は、平成10年(1998年)に市民の悲願によって開学に至った苫小牧市内唯一の四年制大学であり、学校法人京都育英館へ経営移管された後も、教育、研究そして人材育成と様々な分野で、地元に多大な貢献をしております。
 現在は、経済・社会のグローバル化に伴う国際化の進展や、ICTを取り巻く環境が急速に変化しています。また、一方では、新型コロナウイルスの感染拡大といった予測不可能な事象が突発的に起こり得る時代であると考えております。
 皆さんには、将来の変化を予測することが困難な時代に真摯に向き合い、そして自ら革新していけるような力を育んでいただくことを期待します。そのためにも、この大学において数多くの実践により、国際社会を見据えた教養や語学を学び、この社会で生き抜く力を培ってください。
 
苫小牧市長 岩倉 博文
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